ヤマネコ

ベンガルヤマネコ
2004/09/22 上野動物園にて撮影
(注:上野動物園での該当箇所でのフラッシュ撮影は厳禁です。
オートでフラッシュが焚かれるカメラを使用する際はくれぐれも注意しましょう)

 

ヤマネコはイエネコと違い、人には慣れないとされています。
(小さい頃から育てればなつく場合もあるようです)
そんな彼らに会いに動物園に行っています。

イエネコを飼っている人の多くは、彼らの人間とは違う習性、例えば発情期の豹変しきった興奮状態や、完全室内飼いの猫なら
トイレの後のダッシュ、未知のものに出会って威嚇するために毛を逆立たせて体を横に向けるなどの行動に衝撃を受けたことが
あると思います。大げさに言えば、それは自分とは違う生き物への畏れといえます。
そしてそんな自分とは違うものと一緒に暮らす、世話をする、触れ合うことによって猫好きはますます猫好きになっていくわけですが、
そこでの人との違い、未知なるもの、畏れを感じるものとはつまるところ野生に起因するのではないか。根拠に自信はないけれども、
自分はそう思っていてヤマネコには強く惹かれています。イエネコの魅力のひとつを凝縮した存在、それがヤマネコである、という感じです。

香箱を作るところが猫科を感じさせます^^
ヤマネコは鼻が赤いところと、耳の後ろが白いところが印象に残ります。
もちろん毛の模様の立派さの魅力も外せません。
(穏やかな顔してますが、この後威嚇されました)

上のベンガルヤマネコとは別の檻にいる子どもヤマネコ

日本にはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコがいます。
今はどちらもベンガルヤマネコの亜種であるという説が有力なようです。

links
西表国立公園
 イリオモテヤマネコ 時間ごとの画像あり
対馬野生生物保護センター
 ツシマヤマネコならここ

 

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